ガス空調機器にはどの様な種類があるの?

ガス空調機器は、現在、大きく分けてGHP(ガスヒーポン)と吸収式冷温水機(ナチュラルチラー)の2種類になります。

現在の日本は、快適さやランニングコストだけでなく、環境に配慮したエネルギー利用が求められれています。クリーンなエネルギーで有る天然ガスで省エネルギー性に優れたガス空調のメリットが評価され、多くのオフィスビルやデパート、病院や公共施設などの様々な空間で、ご利用いただいています。

GHP(ガスヒーポン)
ガスヒーポン(GHP)は、高効率のガスエンジンを利用したヒートポンプで冷暖房を行うシステムです。電気式のエアコンに比べて消費電力は非常に少なく、また、マルチエアコンである為、効率的に個別空調が可能なため、中・小規模のオフィスビルや工場、商業施設などを中心に普及しています。省エネ性にも優れ、原発再稼働が微妙な状況の現在、火力発電に頼っている現在では、二酸化炭素の排出削減にも貢献しています。

吸収式冷温水機(ナチュラルチラー)
吸収式冷温水機とは、ビルなどの大きな建物の冷暖房をする機械です。大規模なビルでは、約6割は吸収冷温水機で冷暖房されているのです。仕組みとしては、水の気化熱を利用した空調機で、水の蒸発、吸収・再生・凝縮を繰り返すことで冷房をおこないます。気化した水の吸収液には臭化リチウムを使用しています。オゾン層破壊物質であるフロンをまったく使っていないため、環境にやさしい空調システムです。また都市ガスは、水を吸収した臭化リチウムを過熱し再生する過程に用いられます。

この他にもガスヒートポンプチラー(GHPチラー)でヒートポンプを用いて冷水や温水を作り出し冷温水で空調を行う機器も少しずつ吸収式冷温水機からの入れ替えで増えて来ております